temomi (2021年4月 1日 14:11) | コメント(0) | トラックバック(0)
大相撲春場所、関脇照ノ富士が優勝を懸けて迎えた千秋楽の相手は
押し相撲の大関貴景勝であり、合口のあまりよくない難敵の一人である。
大一番を前に私は、高まる興奮と祈るような気持ちでテレビに食い入ってました。
一番一番、必死に取り組む姿と計り知れない努力を想像すると否が応でも応援せず
にいられなかったからです。
実は、この入れ込み様は、場所前に放送されたNHKドキュメンタリー番組
『傷だらけの天才力士~照ノ富士奇跡の復活劇~』を見てしまったからに他なりません。
そこには、復活を信じ黙々と基本であるすり足の稽古を延々と繰り返す姿が映し出されていました。
これまでの力に頼った強引な相撲ばかりでは、膝への負担が大きいため、正攻法である寄せを磨くため
に選んだ地道できつい稽古です。『きつい稽古でも毎日繰り返しているとそれが習慣になってくる。
習慣になるとそのことが楽しくなってくる。』本人が語っていたこの言葉が非常に印象に残っています。
膝の負傷と内臓疾患に苦しみながらも乗り越え、序二段48枚目から起こした史上最大のカムバックは
驚愕であり感動を覚えます。
照ノ富士関、此度自身3度目の優勝と大関復帰おめでとうございます。
伝達式での口上『謹んでお受けいたします』の簡潔さになおのこと決意を感じました。
夏場所でもいい姿を観せてください。
また、私は、この先引退を迎える日まで変わらずに応援し続けます。
佐藤
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