temomi (2023年2月13日 16:57)
皆さんは、初詣で『今年こそは、復活を』と祈っておられたのでは
ないでしょうか?
初詣といえば、子供が中学だったころ、ちょくちょくレアな事がありました。
子供が、友達と初めて明治神宮に初詣に行ったとき、おみくじを嬉しそうに
持ち帰ってきました。
明治神宮のおみくじは、『大吉』とかでなく、菊の御紋の和紙に明治天皇の
詠まれた和歌が書かれています。
『ひと言の良きも悪しきも、心して聴けば我が身の為とこそなれ』と書かれて
いました。それを見てびっくりしました。
さかのぼること数十年前、私が初めて参拝した時のおみくじと同じ和歌だったのです。
菊の御紋のおみくじは、立派で残してありました。
おみくじが何種類あるのかしらないですが、明治天皇の詠まれた和歌は、
9万3千首をこえるとか!
また良く考えれば、私が参拝した時と同じ歳で子供も参詣している。
これは、レアな事だと息子にも大切にしまわせました。
その後、参詣した時のおみくじは、さすがに同じものではなく次でした。
『器には したがひながら、いはがねも とほすは水の ちからなりけり』
器にいれられるとその器の形に収まる柔軟性を持つ一方で大きな岩をも
貫き通すのが水の力です。
時代という器が、コロナ前と大きく形を変えてたとしても信念は、石をも
貫いて行きたい・・・。なんて思いました。
市川
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